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拡大《麗子像》

岸田劉生

《麗子像》

1922年   テンペラ・カンヴァス

岸田劉生は1918年の《麗子肖像(麗子五歳之像)》(東京国立近代美術館)に始まり、娘をモデルにした作品を繰り返し描きました。この作品は、左上の署名と年記から1922年、麗子が7歳のときのものであることがわかります。モデルをつとめていたときにちょうど風邪をひいていたため、麗子の首には白い布が巻かれています。この作品はテンペラを使って描かれており、水彩とも油彩とも違った独特の風合いが感じられます。劉生自身も仕上がりに満足したようで、当時の日記にも「一寸面白く出来た」と記しています。白樺派の詩人木下利玄の旧蔵作品です。

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《麗子像》