拡大《乾草》

ポール・ゴーガン

《乾草》

1889年   油彩・カンヴァス

1888年暮れ、アルルでのファン・ゴッホとの共同生活が終結したのち、40歳のゴーガンは、ポン=タヴェンからさらに南に下った海辺の村ル・プールデュに初めて赴きました。その後、1889年秋から1890年11月までの間、友人のオランダ人画家メイエル・デ・ハーンとともに、小さな宿屋に滞在し、この宿屋の食堂の4つの壁面を自分たちの作品で飾る計画に着手しました。《乾草》はそのうちの1点です。色面に区切られた地面には規則的な筆致が見られます。垂直に伸びる木々は、装飾的な効果を生み出しています。

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《乾草》