展覧会ポスター 1952 - 2015 アーティゾン美術館創設からの展覧会ポスターの一部をご紹介。時代を映したデザインの変遷をお楽しみください。 English 1950年代 ブリヂストン美術館開館記念展 (1952.1.11 - 3.30)© 2023 - Succession Pablo Picasso - BCF(JAPAN) 開館記念展。8日の開会式に引き続き、11日に一般公開。モネやセザンヌなど西洋絵画55点と、日本の近代洋画55点、彫刻9点を展示。 浮世絵と印象派 新発見の浮世絵版画 (1952.10.14 - 10.19) 写楽、北斎、広重ら20作家の58点を展示。東京の一個人の所蔵品を中心に展示し、ほとんどが未紹介作品。フランス印象派と浮世絵の関係を示すために展示に工夫がなされた。 旧松方コレクション 特別展覧会 (1953.3.24 - 5.10) 西洋美術の大コレクター松方幸次郎の三周忌を機に企画。国内各地に分散した作品を可能な限り集め、油彩やパステル58点(目録によれば60点以上)を展示。30年ぶりに公開される印象派の名作と話題を呼んだ。 クートー作品 (1953.5.13 - 6.14) 油彩29点、水彩、グワッシュ、デッサン40点、タペストリー1点、銅版画30点の計100点からなるリュシアン・クートーの回顧展。神奈川県立近代美術館からの巡回。 現代アメリカ画家小品展 (1954.8.23 - 9.5) 当時東京に在住のデンマン夫妻のコレクションから、デ・クーニング、ファイニンガー、オキーフ、モーリス・グレーヴス、ベン・シャーン、マーク・トビーらの油彩、水彩、グワッシュの小品23点を展示。 藤山コレクション (1954.9.7 - 10.3) 実業家(のちに政治家)藤山愛一郎の厚意により、その西洋絵画と日本近代洋画のコレクションから53点を展示。ルノワール、マティス、ピカソから、小出楢重、安井曾太郎などの名作が並び話題を呼んだ。 青木繁作品 (1954.10.5 - 10.31) 《海の幸》《わだつみのいろこの宮》などの所蔵作品を中心に、計78点を出品。戦後初の青木の回顧展で、現存する代表作品を網羅。土曜講座では青木の遺児で音楽家の福田蘭堂、友人画家の正宗得三郎が1回目の講師に、戦前から青木の研究を続けてきた河北倫明が2回目の講師に選ばれた。 マチス展 (1954.11.23 - 12.26)※会期延長の可能性あり 11月3日に84歳で世を去ったマティスへの追悼の意をこめて開催。油彩14点、素描5点、版画4点、ポスター2点、『文藝春秋』表紙原画(切紙絵)4点を展示。 藤島武二作品 (1955.2.1 - 3.6) 藤島武二の没後10年を記念して企画された本展は収蔵作品で構成されたが、目録がなく全容は不明。 藤田嗣治展 (1955.3.8 - 4.3) 所蔵する油彩、素描、版画で構成。1951年にパリで刊行されたヴィルフォス著『魅せられた河』所収のエッチング26点からも20点を展示。 旧福島コレクション展 (1955.4.5 - 5.1) フランス近代絵画のコレクター福島繁太郎の旧蔵作品を集め、大原美術館へ巡回した。当館で展示した作品総数は63点。土曜講座では福島繁太郎夫妻と梅原龍三郎の対談も行った。 平賀亀祐滞仏作品展 (1955.4.20 - 4.28) 1906年に移民として渡米し、25年にフランスに渡り生涯のほとんどをフランスで過ごした平賀。本展は50年ぶりに帰国し、当館他で開催した個展。出品作品のうち54年のサロンで日本人初の金賞を受賞した《古い巴里の街角》は、日本に置くことを願った画家の希望により石橋正二郎が収集。 現代アメリカ版画展 (1955.5.3 - 5.15) 版画制作に伝統をもつフィラデルフィア市のプリントクラブが選抜した中堅新鋭作家による21作家48点の作品を展示。 ヘンリー・ミラーの水彩画展 (1955.6.7 - 6.26) 『北回帰線』などで知られる文学者ヘンリー・ミラーの水彩画40点を紹介。シャガールの影響を指摘する声が多くあがった。 現代イタリア美術展 (1955.9.15 - 10.9)© SIAE, Rome & JASPAR, Tokyo, 2023 C4477 シローニ、デ・キリコ、カンピーリ、グトゥーゾら10人の75点(油彩、テンペラなど)を展示。日本での初展示となったデ・キリコの出品作のうち《吟遊詩人》を1962年に当館が収集。 第2回旧松方コレクション展 (1955.11.8 - 12.4) 松方幸次郎の没後5周年と、松方コレクションを収蔵する国立西洋美術館の設計にあたった建築家ル・コルビュジエの来日を記念して開催。 安井曾太郎遺作展 (1956.4.5 - 5.13) 前年の暮に死去した安井曾太郎(1888-1955)の没後最初の大遺作展。国立近代美術館(東京)と共同で開催し、油彩画285点のほか、表紙絵や素描を紹介。 第1回日仏具象派美術展 (1956.7.3 - 8.4)※会期延長の可能性あり フランス大使館の後援で開催。ポール・アイズピリーや林武、長谷川潔などの油彩、パステル、グワッシュ、デッサン、乾漆彫刻、石版、銅版などの作品を展示。 クラァヴェ版画 (1956.8.7 - 9.2) 『ガルガンチュア物語』(1955年刊)のリトグラフによる挿絵から39点と、リトグラフの《鳥籠を持つ女》計40点を展示。いずれも館蔵品。 フランス国立ブルデル美術館提供巨匠ブルデル彫刻絵画展 (1956.10.5 - 11.7) パリのブールデル美術館から彫刻32点、ペン、水彩、鉛筆による絵画30点を借用。代表的なモニュメントの習作も含まれており、ブールデルの芸術の全貌を紹介。 梅原龍三郎 仏・伊・新作展 (1957.1.22 - 2.24) 戦後ヴェネツィア・ビエンナーレの国際審査員として1952年に渡欧した梅原は、たびたび欧州各国に制作旅行に行くようになった。本展では、前年6月から翌春まで、ナポリ、ヴェネツィア、アンティーブ、カンヌで描いた風景、計38点を出品。 未公開作品展 (1957.2.26 - 3.24) 国内の個人が所蔵する絵画(油彩、水彩、素描など)29点、版画(すべてリトグラフ)19点、彫刻(ブロンズ、大理石、木)7点の計55点を展示。石橋正二郎が前年末に購入したドガのパステルとブロンズ、ギリシア彫刻など十数点も初公開。 小出楢重遺作展覧会 (1957.3.26 - 4.21) 東京美術学校卒業制作の《銀扇》(大阪市立近代美術館準備室蔵)から、《Nの家族》(大原美術館蔵)などの代表作、絶筆の《枯れ木のある風景》まで、油彩59点、水彩4点、素描8点、ガラス絵11点、水墨7点の計89点による回顧展。本展を機に《帽子をかぶった自画像》を収集。 日本抽象画の先駆者 坂田一男遺作展覧会 (1957.4.16 - 4.24) 会場:講堂油彩59点、水彩4点、素描8点、ガラス絵11点、水墨7点の計89点による回顧展。 モーリス・グレィヴス自選作品展 (1957.6.4 - 7.20) アメリカの西海岸で活躍した画家モーリス・グレーヴスは、日本など東洋を訪れて強い感銘を受け、東洋趣味の濃厚な作品を生んだ。シアトル美術館所蔵の10点を中心に、近作までを含む40点の自選展。 棟方志功板画屏風展 (1957.6.18 - 6.30) 会場:講堂サンパウロ・ビエンナーレ(1955年)やヴェネツィア・ビエンナーレ(1956年)など、戦後の海外出品で一躍脚光を浴びた棟方版画。屏風装の柵シリーズ10点を完全に広げて平面的に展示。 [第2回]山本豊市作品展 (1957.7.2 - 7.12) 会場:講堂1955年に続く2回目の作品展。ブロンズ像は《女の顔》のみで、他の16点はすべて乾漆技法による彫刻。「浴」「立っている浴女」「エチュード」などのシリーズを展示。 新エコール・ド・パリ展 (1957.8.20 - 9.8) 「新エコール・ド・パリ」とは第二次大戦後にパリで活躍した一群の抽象画家のこと。アトラン、アルトゥング、シュネーデル、スーラージュ、デュビュッフェ、フォートリエ、佐藤敬、菅井汲ら22作家による49点で構成。 ピカソ版画展 (1957.9.10 - 10.9)※会期延長の可能性あり© 2023 - Succession Pablo Picasso - BCF(JAPAN) 1930年代の『ヴォラールのための連作』に含まれる銅版画46点、1945年以降のリトグラフ99点とポスター6点で構成。10ヵ所の美術館を巡回したが、当館に限り所蔵の4点と寄託の油彩画2点を加えた。 現代アメリカ抽象画家 トーマス・ジョージ作品展 (1957.10.1 - 10.10) 会場:講堂1956年秋に来日し、京都に滞在して制作したアメリカ人画家トーマス・ジョージの個展。美術評論家の久保貞次郎の紹介により、滞日期の油彩20点(すべて56年、57年の制作)と数点のグワッシュ、デッサンで構成。開催を記念し、出品作から《夜の映像》が寄贈された。 世界現代芸術展 (1957.10.11 - 11.10) 評論家ミシェル・タピエが組織した展覧会。「熱い抽象」と呼ばれるアンフォルメル運動の日本への紹介に大きく寄与した。 世界の中の日本抽象美術展 (1957.11.12 - 11.24) 日本アブストラクト・アート・クラブが中心となって企画。同会会員の恩地孝四郎、山口長男、村井成誠ら10人のほか、イサム・ノグチの作品など計42点で構成。 山本丘人個展 (1957.12.3 - 12.13) 会場:講堂日本画家、山本丘人の個展。1952年に描かれた《岳》以降、《雪の坂道》(1957年)にいたる24点(うち13点は1957年の新作)を展示。 ルオー遺作展 (1958.3.11 - 4.13)© ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2023 C4477 2月13日に87歳で死去したルオーの遺作展。油彩33点、グワッシュ10点、水彩3点、パステル1点、版画30点、計77点を展示した。 フィリピン現代美術展 (1958.3.25 - 4.3) 会場:講堂アメリカ美術の影響を大きく受けたフィリピンの1950年代を代表する14作家の絵画19点、彫刻5点、メダル2点を紹介。 歿後三十年記念 佐伯祐三作品展 (1958.4.29 - 5.25) 1928年に30歳の若さでパリに客死した佐伯祐三の、没後30年記念の遺作展。出品点数71点。 日本の美 はにわ展 (1958.6.10 - 7.19) 戦後のひととき国の内外を問わず静かなブームを呼んだはにわ。重要文化財6点を含む40点の作品と追加5点で構成。 野見山暁治作品展 (1958.9.16 - 9.21) 会場:講堂在仏中(1952-64)の作品から、油彩画17点と、グワッシュほか10点を展示。そのうちの《岩上の人》が第2回安井賞(1958年)を受賞するきっかけとなった点で注目される。 ポール・クレー作品展 (1958.10.1 - 11.2) 国内所蔵のクレー作品17点を集めた企画。作家の多彩な創作を紹介するためにオリジナルの他に26点の複製も展示。小規模ながらメディアの反響は高かった。 ジョージ・ビッドル作品展 (1958.10.21 - 10.26) 会場:講堂第二次大戦前のアメリカ画壇で活躍したジョージ・ビッドル(1885-1973)による50点のリトグラフを、彼の来日にあわせて展示。開催を記念して、作者より《牡牛と牝牛》が寄贈された。 ジャン・リュルサ作品展覧会 (1958.11.4 - 11.16) フランスの画家でタペストリー作家であるリュルサの個展。《エメラルドの雉子》《夜のはじまり》などのタペストリー4点と、手彩色をしたリトグラフ《雄鶏》をはじめ、版画25点、水彩5点を初来日に合わせて紹介。 ブリヂストン美術館増築開館記念展 (1959.5.10 - ) 開館以来初めての全面改修工事が終了し、開催した展覧会。この改修により延床面積が1,320㎡から2,413㎡に拡張。美術館専用エントランスを八重洲通り側に新設し、その外にラウホの大理石彫刻《勝利の女神》を設置した。 1960年代 マルケ展 (1960.9.18 - 10.30) 油彩60点、水彩14点、素描50点、書籍7点によって構成。所蔵作品とともに来日したマルケ未亡人より、開催を記念して素描《出発》が寄贈された。 第5回安井賞候補新人展特別展示 安井曾太郎遺作 (1961.12.5 - 12.24) 東京国立近代美術館が改装工事のために当館で開催。56名による推薦100点の具象的傾向の油絵のうち70点が展示され、選考の結果、高橋秀の《月と道》が安井賞に決定。安井賞設定5周年にあたり、安井曾太郎の遺作など21点も特別展示。 渡仏名画展 (1962.2.27 - 3.25) 1962年のパリ国立近代美術館で開催された「コローからブラックに至るフランス絵画展」に出品されることになった50点(うち8点は松方コレクションほかの寄託作品)を展示。 コローからブラックに至るフランス絵画展 (1962.5.4 - 6.24) 会場:パリ国立近代美術館1962年にパリ国立近代美術館で開催。石橋コレクションが初めて海外で紹介された。「里帰り展」とも呼ばれ、本国フランスで大きな反響を呼んだ。 ジョンソンコレクションアメリカ・今日の美術102人展 (1962.11.13 - 12.5) ジョンソン・コレクションより、写実画家のアンドリュー・ワイエスから純粋抽象のアド・ラインハートまで、さまざまな傾向の作家の作品を1点ずつ借用して展示。 ブラジル現代版画展 (1963.6.25 - 7.7) ブラジルで活躍する現代版画家14名の62作品が初めて日本に紹介された展覧会。 ターナー展 (1963.9.21 - 10.20) 大英博物館からターナーの水彩62点、油彩4点を借用して展示。美術史家ケネス・クラークの尽力により企画。 生誕100年記念 黒田清輝展 (1965.10.12 - 11.14) 油彩78点、水彩3点、木炭17点、計98点のほかに、スケッチブック15冊、書簡、絵具箱、画架、椅子などの資料もあわせて展示。 旧福島コレクション展覧会 (1966.4.19 - 5.29) 1960年に亡くなった福島繁太郎の七回忌にちなみ、ルオー、マティス、ドランを中心とする49点と、彼が発行した仏語・英語の美術誌『フォルム』を展示。美術評論家としても活躍した福島の多彩ぶりを紹介し、鑑識眼の高さと異彩を放つコレクションが各紙で再評価された。 生誕100年記念 藤島武二展 (1967.4.27 - 5.28) 目録掲載外の追加27点を含む絵画170点と装幀本や写真資料で構成された。現在は展覧会に出品されることのなくなった《芳蕙》《旭日照六合》《蝶供養帖》などを含む、最大規模の藤島展となった。 浅井忠名作展 (1969.11.1 - 12.7) 東京における没後最大規模の本展は、約180点の展示作品により浅井芸術の全貌を集大成し、浅井の明るい色調の水彩画を見直す機会となった。 1970年代 生誕90年記念ブリヂストン美術館開館20周年記念青木繁展 (1972.4.22 - 6.4) 油彩69点、水彩23点、素描100点、その他絵かるたなど22点、他の画家との合作を参考出品として3点、合計215点からなる、最大規模の青木展。会期38日間の入場者は5万人余を記録した。 生誕90年記念ブリヂストン美術館開館20周年記念青木繁展 (1972.4.22 - 6.4) 油彩69点、水彩23点、素描100点、その他絵かるたなど22点、他の画家との合作を参考出品として3点、合計215点からなる、最大規模の青木展。会期38日間の入場者は5万人余を記録した。 国吉康雄展 (1975.9.6 - 10.26) 本展はアメリカ、日本(東京、名古屋、神戸)、カナダの3カ国をまわる国際巡回展として組織され、油彩、カゼイン、素描、版画など160点により、国吉芸術の全貌を紹介。 国吉康雄展 (1975.9.6 - 10.26) 本展はアメリカ、日本(東京、名古屋、神戸)、カナダの3カ国をまわる国際巡回展として組織され、油彩、カゼイン、素描、版画など160点により、国吉芸術の全貌を紹介。 ブリヂストン美術館開館25周年記念青木・坂本の芸術とその円周 (1977.10.8 - 11.13) 石橋美術館が増改築工事のために休館するのを機に、同館所蔵の青木繁、坂本繁二郎を中心とした日本近代洋画の作品群に、当館所蔵の十数点を加え、開館25周年記念として企画。 生誕90年記念 安井曾太郎展 (1978.4.29 - 6.11) 日本の洋画界に独自の近代的なリアリズムを確立した安井曾太郎の1956年の遺作展に次ぐ大規模な回顧展。各時期の代表作を網羅した本展は、多くの観客に感銘を与えた。 1980年代 ブリヂストン美術館・ひろしま美術館交換展ひろしま美術館名作展 (1981.1.31 - 3.8) ひろしま美術館と提携して、互いの西洋近代絵画コレクションを、同一の時期に同一の規模で交換展示(ただし当館出品作には寄託作品が含まれる)。両展覧会ともに、ドラクロワからバルビゾン派、印象派、マティス、ピカソ、ビュッフェまでの油彩、水彩、パステルなど計81点で構成。 ブリヂストン美術館開館30周年記念イタリア大統領来日記念ウフィツィ美術館秘蔵 イタリア名作デッサン展 (1982.3.13 - 4.11) レオナルド、ミケランジェロ、ラファエルロなどイタリア・ルネサンスの代表作家を含む50点を厳選し、15世紀から17世紀にいたる素描芸術を概括的に示した。 ブリヂストン美術館開館30周年記念フランス大統領来日記念具象絵画の革命―セザンヌから今日まで (1982.4.18 - 5.16) 「風景」をテーマに、20世紀初頭から1980年頃までの間にフランスで活躍した画家60人を紹介。ピカソや藤田嗣治などの計60点を展示。 ブリヂストン美術館開館30周年記念エルミタージュ美術館秘蔵レンブラント展 (1982.9.11 - 11.3) レンブラントのコレクションで世界的に名高いエルミタージュ美術館から油彩10点、素描2点、エッチング100点を展示。 青木繁=明治浪漫主義とイギリス (1983.4.29 - 5.29) ラファエル前派などの19世紀後半のイギリス美術が1900年前後の日本洋画に与えた影響を、初めて作品を並置して紹介。青木繁作品50点を含めた計86点で構成。 ラファエル・コラン、ジャン=ポール・ローランスと日本の弟子たち日本近代洋画の巨匠とフランス (1983.9.15 - 10.23) コランと黒田清輝・久米桂一郎、ローランスと鹿子木孟郎・中村不折、コルモン、カロリュス=デュランと藤島武二の3つのケースを取上げ、師と日本の弟子の作品を並べて展示。 岡鹿之助展 (1984.9.22 - 10.28) 没後6年目に実現した、没後初、80年代では唯一の岡鹿之助の回顧展。油彩106点を展示。 古賀春江ー前衛画家の歩み (1986.5.24 - 6.29) セザンヌ、キュビスム、表現主義、構成主義、クレー、シュルレアリスムなどの影響を受けて変貌を重ねた古賀春江の道程を、油彩47点、水彩など103点でたどった。 ウフィツィ美術館所蔵 17世紀イタリア素描展 (1987.9.12 - 10.25) 17世紀イタリアに的を絞り、ウフィツィ美術館のコレクションから素描80点を展示した。 ピーテル・ブリューゲル全版画展 (1989.1.7 - 2.26) ピーテル・ブリューゲル(父)の作品と同定された95点と版木の原寸大写真1点を一堂に紹介し、彼の版画作品に初めて完全な概観を与えた。 ギュスターヴ・クールベ展 (1989.6.3 - 8.6) オルセー美術館をはじめ世界各国と国内の美術館やコレクターの協力を得て、クールベ芸術の全貌を日本で初めて紹介。 ムンク版画展 (1989.10.14 - 11.19) オスロのガレリ・Kのベン・フリヤの協力で、ムンクの代表的な作例49点を紹介。 1990年代 メナード美術館名作展 ヨーロッパと日本近代の絵画と彫刻 (1990.5.26 - 7.8) メナード美術館が20年以上にわたって蒐集した1,000点を超える所蔵品のうち、当館コレクションと重なる分野から、59作家111点(西洋近代絵画17点、西洋近代彫刻7点、日本近代洋画63点、日本画19点、日本近代彫刻5点)を展示。 ブリヂストン美術館コレクション展 (1990.10.14 - 1.20) 会場:テネシー州立博物館株式会社ブリヂストンのアメリカ法人本部がテネシー州にあることから、州立博物館にてブリヂストン美術館のコレクション展が行われた。西洋近代の油彩画58点に国吉康雄2点を加えた60点が展示された。 ミュージアムカレンダー (1992.4)© 2023 - Succession Pablo Picasso - BCF(JAPAN) ミュージアムカレンダー (1992.5 - 6) ミュージアムカレンダー (1992.7 - 8) ミュージアムカレンダー (1992.9 - 10) ミュージアムカレンダー (1992.11 - 12) ミュージアムカレンダー (1993.1 - 2) ミュージアムカレンダー (1993.3 - 4) ミュージアムカレンダー (1993.5 - 6) ミュージアムカレンダー (1993.7 - 8)© SIAE, Rome & JASPAR, Tokyo, 2023 C4477 ミュージアムカレンダー (1993.9 - 10) ミュージアムカレンダー (1993.11 - 12)© Fondation Fujita / ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2023 C4477 ミュージアムカレンダー (1994.1 - 2) モネ展 (1994.2.11 - 4.7) 油彩74点によって、クロード・モネの初期から晩年までを概観し、同じ題材の作品を組み合わせて展示した。会期49日間に31万人余の来館者があり、最高記録を更新。 ミュージアムカレンダー (1994.3 - 4) ミュージアムカレンダー (1994.5 - 6) ミュージアムカレンダー (1994.7 - 8)© The Henry Moore Foundation. All Rights Reserved, DACS&JASPAR 2023/www.henry-moore.org C4477 ミュージアムカレンダー (1994.9 - 10)© SIAE, Rome & JASPAR, Tokyo, 2023 C4477 青木繁 (1995.6.30 - 9.24) 石橋美術館所蔵の20点と当館所蔵の2点をあわせ、油彩14点、水彩5点、素描3点、計22点を展示。《自画像》《海景(布良の海)》《大穴牟知命》《わだつみのいろこの宮》など、石橋財団が所蔵する青木作品のほぼ全容を、久々に東京で公開。 モンティセリー谷本浤朗氏コレクションよりー (1995.9.27 - 12.21) 画家アドルフ・モンティセリを特集した本展では、19世紀ロマン主義から象徴主義、さらには20世紀表現主義へとつながる彼の芸術を再考。モンティセリのコレクター谷本浤朗が所蔵する100点から、代表作を含む48点を紹介。 ミュージアムカレンダー (1995.3 - 4)© ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2023 C4477 『パン』の版画 (1996.4.23 - 6.9) 1895年から1900年にわたってドイツで刊行された純粋な芸術雑誌『パン』(全21冊)。所蔵する普及版から切抜いたオリジナル版画97点を展示。 ミュージアムカレンダー (1996.4 - 5) ミュージアムカレンダー (1996.6 - 7) ミュージアムカレンダー (1996.9 - 10)© 2023 - Succession Pablo Picasso - BCF(JAPAN) 結成100年記念 白馬会 明治洋画の新風 (1996.10.19 - 11.28) 白馬会の結成100年後にその意義を検証する本展は、東京国立文化財研究所、東京芸術大学の全面的な協力を得て、油彩100点、水彩4点、パステル1点、モザイク1点、木炭18点、木版画12点、計136点で構成。 ミュージアムカレンダー (1996.10 - 11) ミュージアムカレンダー (1997.1 - 2)© SIAE, Rome & JASPAR, Tokyo, 2023 C4477 ミュージアムカレンダー (1997.3)© 2023 - Succession Pablo Picasso - BCF(JAPAN) ミュージアムカレンダー (1997.4 - 5) ミュージアムカレンダー (1997.6 - 7) ミュージアムカレンダー (1997.9 - 10) ミュージアムカレンダー (1997.11 - 12) 小出楢重の自画像 (1998.1.14 - 3.29) 《帽子をかぶった自画像》(当館蔵)と《Nの家族》(大原美術館蔵)を2つの核に、現存する油彩の自画像8点をすべて集め、小出楢重にとっての自画像の意味をさぐった。 ミュージアムカレンダー (1998.2 - 3) ミュージアムカレンダー (1998.4 - 6)© ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2023 C4477 ミュージアムカレンダー (1998.6 - 7)© The Henry Moore Foundation. All Rights Reserved, DACS&JASPAR 2023/www.henry-moore.org C4477 ミュージアムカレンダー (1998.8 - 10) ミュージアムカレンダー (1998.11 - 12) 神話と聖書の図像学 (1999.1.13 - 4.25) 館蔵品と寄託作品から、神話や宗教逸話を扱った絵画、モザイク14点、彫刻11点、版画36点、ギリシア陶器13点、計74点を並べて西洋美術の図像を紹介。 ミュージアムカレンダー (1999.1 - 2) ミュージアムカレンダー (1999.2 - 3) ミュージアムカレンダー (1999.4 - 5) ミュージアムカレンダー (1999.6) 安井曾太郎の『文藝春秋』表紙絵 (1999.12.3 - 2000.2.27) 株式会社文藝春秋から寄託された『文藝春秋』表紙絵原画76点と『別冊文藝春秋』表紙絵原画10点を紹介。 リニューアルオープン (1999) 1959年以来の大規模な内装リニューアルを実施し、開館。 2000年代 『レスタンプ・オリジナル』—世紀末フランスの版画革命 (2000.3.7 - 6.4) 版画史上・出版史上きわめて貴重な版画集『レスタンプ・オリジナル』の全貌を日本で初めて紹介。74人の画家、彫刻家、版画家による95点の版画から88点を展示。さらに1888年に出版された同名の先駆的な版画集も加え、計98点で構成。 ミュージアムカレンダー (2000.3 - 4) ミュージアムカレンダー (2000.5 - 6) ミュージアムカレンダー (2000.9 - 10)© ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2023 C4477 オリエントのガラスと陶器 (2000.10.6 - 2001.1.12) オリエント地域から出土したガラス13点、土器2点、陶器44点を展示。 ルノワール 異端児から巨匠への道1870−1892 (2001.2.10 - 4.15) ルノワールが実験的な創造を展開した前半の20年間に焦点を絞った展覧会で、油彩やパステル、素描など計63点を展示。過去最高の33万人余の入場者数を集めた。 古賀春江 創作の原点ー作品と資料でさぐるー (2001.4.28 - 7.1) 石橋美術館所蔵の絵画作品を核に、素描やスケッチブック、ノートを含めた81点で、この前衛画家が作品を生み出す過程を紹介。 ブリヂストン美術館開館50周年記念コレクター石橋正二郎ー青木繁、坂本繁二郎から西洋美術へ (2002.1.8 - 3.21) 石橋正二郎コレクションの形成について、当館と石橋美術館であらためて資料調査、聞取り調査を行って実現した本展では、主として石橋美術館所蔵の日本近代洋画34点、また常設展示のスペースでは、紙作品を除く当館の重要作品144点を展示。 ブリヂストン美術館開館50周年記念藤島武二展 (2002.4.6 - 6.2) 13年ぶりとなる大規模な回顧展。初期から晩年までの163点の作品・資料を一堂に展示し、画家の全貌を紹介。 リオープン記念コレクション展 (2003.1.11 - 3.16)© 2023 - Succession Pablo Picasso - BCF(JAPAN) 全館の展示施設を用いた所蔵品の展示。絵画134点、彫刻32点、版画8点、陶器21点、計195点を展示。 レオン・スピリアールト展 (2003.4.9 - 6.6) スピリアールトを日本で初めて本格的に紹介した展覧会で、彼が最も創造的であった時代(1900〜1913年)の作品を中心に構成。ベルギー国内の美術館や個人コレクターが所蔵する約90点の紙作品を展示。 恐い、怖い、こわい (2003.6.17 - 9.28) さまざまな「こわさ」をテーマに、当館が所蔵する油彩画、版画、陶器、彫刻の中から46点を選択。 山下新太郎展 (2004.4.9 - 6.6) 本展では山下新太郎の代表作、優品約80点を一堂に集め、山下が手がけた額縁収集や修復を含めて、画業の全体像を紹介。 巨匠たちのまなざし—マネ、モネ、ルノワールから20世紀へ (2004.6.11 - 10.3) 油彩130点、版画、水彩、素描7点、彫刻4点 計141点で構成。当時展示する機会の少なかった作品をふくむベストのラインナップによって、当館のコレクションの魅力と特色を紹介。 ザオ・ウーキー展 (2004.10.16 - 2005.1.16) ザオ・ウーキーの芸術を初期から現代に至る約70点の作品(油彩、水彩、水墨、版画)によってたどる展覧会。国内最大のザオ・コレクションを持つ当館の所蔵品15点をはじめ、欧米やアジアの美術館および個人コレクターの所蔵品で構成。 印象派と20世紀の巨匠たちーモネ、ルノワールからピカソまで (2005.1.25 - 7.10)© 2023 - Succession Pablo Picasso - BCF(JAPAN) 所蔵品を中心に印象派と20世紀美術、日本の近代洋画を彩る巨匠たちの個性と魅力を紹介。油彩、水彩、素描、版画など様々なジャンルにわたる200点を越える作品を展示。 印象派と20世紀の巨匠たちーモネ、ルノワールからピカソまで (2005,1,25 - 7.10) 所蔵品を中心に印象派と20世紀美術、日本の近代洋画を彩る巨匠たちの個性と魅力を紹介。油彩、水彩、素描、版画など様々なジャンルにわたる200点を越える作品を展示。 絵のなかのふたりーシャガールから靉嘔まで (2005.7.16 - 9.11)© ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2023 Chagall® C4477 ふたつのかたちから生まれる造形的なおもしろさと、ふたりの人物が織りなす物語に注目した企画。コレクションを中心に、国内の美術館が所蔵する油彩、水彩、彫刻、版画など総数約80点によって構成。 青木繁ー《海の幸》100年 (2005.9.17 - 10.10) 2004年に代表作《海の幸》の制作100年を機に行われた赤外線撮影などによる光学的調査と、青木の故郷や制作地の現地調査の結果を紹介するとともに、石橋美術館と当館の所蔵による青木の作品約20点を一堂に展示。 常設展示ー印象派と20世紀の美術 (2005.10.15 - 2006.3.26) 当館のコレクションの魅力と特色を紹介。印象派と20世紀を中心とする西洋の近・現代美術と、安井曾太郎が亡くなって50年目をむかえるにあたり、石橋財団所蔵の安井作品をまとめて公開。 石橋財団50周年記念 雪舟からポロックまで (2006.4.8 - 6.4) 石橋財団の設立50周年を記念し、石橋財団コレクションを一堂に並べて紹介。東洋美術から、西洋近代美術のハイライト、さらに当時新収蔵だったポロックまで170点を一挙に公開。 石橋財団50周年記念 雪舟からポロックまで (2006.4.8 - 6.4) 石橋財団の設立50周年を記念し、石橋財団コレクションを一堂に並べて紹介。東洋美術から、西洋近代美術のハイライト、さらに当時新収蔵だったポロックまで170点を一挙に公開。 石橋美術館開館50周年記念 坂本繁二郎展 (2006.6.16 - 7.8) 坂本繁二郎の全貌を150点の作品と20点の資料で紹介する、24年ぶりの本格的な回顧展。画家の画業を人生の画期とモティーフの変遷によって、5つの章に分けて紹介。 プリズム:オーストラリア現代美術展 (2006.10.7 - 12.3) 先住民作家から戦後移民作家まで、多様な文化的背景を持つ作家たち35人による73作品を一堂に紹介。 じっと見るー印象派から現代まで (2007.1.2 - 4.8)© 2023 - Succession Pablo Picasso - BCF(JAPAN) モネ、ルノワールら印象派から、マティス、ピカソ、ポロックらの20世紀美術まで所蔵品を中心に約150点を展示。 じっと見るー印象派から現代まで (2007.4.10 - 7.16) 「じっと見る」展第2弾。モディリアーニ、ピカソ、藤田らのエコール・ド・パリの画家達が新たに加わり、印象派から20世紀美術まで約150点を展示。新収蔵作品2点も初公開。 夏の特別展示ー青木繁6作品 青木繁と《海の幸》 (2007.7.18 - 9.30)《海の幸》や《わだつみのいろこの宮》のほか、計6点の青木繁作品の特別展示。印象派、20世紀美術などのコレクション展示とあわせて紹介した。 セザンヌ4つの魅力ー人物・静物・風景・水浴ー (2007.10.6 - 11.25) 当館が所蔵するセザンヌの作品を中心に4つのテーマに沿って展示。セザンヌが影響を与えたピカソやブラック、安井曾太郎らの作品を加えた全29作品で構成。 コレクションの新地平ー20世紀美術の息吹 (2008.2.9 - 4.13) 戦後美術を中心に、ブリヂストン美術館の20世紀美術から現代にいたるコレクションを一堂に展示。カンディンスキー、レジェ、堂本、白髪など約20点の新収蔵作品も初公開。 岡鹿之助展 (2008.4.26 - 7.6) 岡鹿之助がこだわり続けた9つのテーマから、その全体像と造形の方法論を探った展覧会。初期から晩年までの代表作品70点で構成する10年ぶりの大回顧展。 美術散歩ー印象派から抽象絵画まで (2008.7.19 - 10.19) 印象派からポスト印象派、エコール・ド・パリ、キュビスム、フォーヴィスムを経て抽象主義まで、当館所蔵の絵画と彫刻180点で構成。 都市の表象と心象ー近代画家・版画家たちが描いたパリ (2008.10.25 - 2009.1.18) 当館所蔵の約50点により、マネ、ドガ、メリヨン、ブレスダン、ギースをはじめとする画家・版画家たちが独特の「近代的」視点から描いた、19世紀後半のパリの写実的な風景、あるいは非現実的で不思議な心象風景を紹介。 名画と出会うー印象派から抽象絵画まで (2009.1.24 - 4.12)© ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2023 Chagall® C4477 所蔵品より、モネ、ルノワール、セザンヌ、マティス、ピカソ、モディリアーニ、クレー、ポロック、藤島武二、藤田嗣治など、印象派から現代までの作品を中心とした絵画と彫刻、180点を紹介。 マティスの時代ーフランスの野性と洗練 (2009.4.21 - 7.5) アンリ・マティスの画業の軌跡をルオー、マルケ、デュフィ、ブラックら同時代の作家とともにたどり、20世紀に生まれた新しい造形を紹介。 うみのいろ うみのかたちーモネ、シスレー、青木繁、藤島武二など (2009.7.11 - 10.25)© ZAO Wou-Ki ProLitteris Zurich 画家たちにさまざまなインスピレーションを与えてきた海をテーマとした、海をめぐる多様な表現と画家たちの視点を紹介。超現実主義的絵画や抽象絵画なども含めた所蔵品約30点で構成。 安井曾太郎の肖像画 (2009.10.31 - 2010.1.17) 安井曾太郎が制作した肖像画の重要作にその習作デッサンを加えた約60点で構成。安井の造形プロセスや、モデルとの交流、あるいは依頼者とその関係が及ぼした影響などをさぐった。 2010年代 美の饗宴・東西の巨匠たち (2010.1.26 - 4.11) 西洋と日本の影響関係を軸に、明治期から戦後までの東西の画家たちの様式の展開や成熟の過程を紹介。ロートレック、ガレ、ヴァロットンをはじめ、日本美術からインスピレーションを受けた作家たちの作品も公開。 印象派はお好きですか? (2010.4.20 - 7.25) 1870年代、それまでのアカデミックな絵画表現と一線を画して登場した印象派、ポスト印象派をテーマにした展覧会。当館のコレクション約170点で構成。 ヘンリー・ムア 生命のかたち (2010.7.31 - 10.17) 20世紀のイギリスを代表する彫刻家ヘンリー・ムア。 本展では、ムアの彫刻に加えて、パステルや水彩、リトグラフなど40点の紙作品を紹介。 セーヌの流れに沿ってー印象派と日本人画家たちの旅 (2010.10.30 - 12.23) さまざまな画題やイメージの源泉となったセーヌ川を5つの地域に分け、それらを描いた印象派の作品を中心に、日本人画家たちの滞仏作も含めた19世紀半ばから20世紀にかけての作品群を展示。 なぜ、これが傑作なの? (2011.1.4 - 4.16)© 2023 - Succession Pablo Picasso - BCF(JAPAN) ピカソ作品を含め、特に当館を代表する12点に焦点をあて、なぜ優れた作品だと考えられているのか、なぜ多くの人に愛されてきたのかをあらためて紹介。 アンフォルメルとは何か?ー20世紀フランス絵画の挑戦 (2011.4.29 - 7.6) 20世紀前半に絵画の黄金時代を築いたパリで誕生した「アンフォルメル(不定形)の芸術」を代表するフォートリエ、ヴォルス、デュビュッフェなどの約100点を展示。 没後100年 青木繁展ーよみがえる神話と芸術 (2011.7.17 - 9.4) 油彩作品約50点、水彩・素描約150点、総数約200点の規模となる39年ぶりの大回顧展。青木繁の28年の生涯と、没後100年間の評価の変遷を紹介。 くらべてわかるー印象派誕生から20世紀美術まで (2011.9.14 - 10.18) 展示された約170点のコレクションから数点を選び、作品をくらべてその特徴を紹介。 野見山暁治展 (2011.10.28 - 12.25) 日本の洋画界において最も長く活動を続けてきた画家・野見山暁治の代表作や初公開となる作品など、総数約110点を紹介。 パリへ渡った「石橋コレクション」1962年、春 (2012.1.7 - 3.18)© 2023 - Succession Pablo Picasso - BCF(JAPAN) 1962年にパリ国立近代美術館で開催され、初めて「石橋コレクション」を海外で紹介し話題となった展覧会(「東京石橋コレクション所蔵─コローからブラックに至るフランス絵画展」)を当時の資料とともに紹介。 あなたに見せたい絵があります。ーブリヂストン美術館開館60周年記念 (2012.3.31 - 6.24)© 2023 - Succession Pablo Picasso - BCF(JAPAN) ブリヂストン美術館の開館60年を記念して所蔵する代表作品109点を一堂に集め、11のテーマに分けて、題材別、ジャンル別に展示。 ドビュッシー、音楽と美術ー印象派と象徴派のあいだで (2012.7.14 - 10.14) フランスを代表する音楽家のドビュッシーと、印象派や象徴派、ジャポニスムなどの関係に焦点をあて、19世紀フランス美術の新たな魅力を紹介。オルセー美術館、オランジュリー美術館、ブリヂストン美術館の所蔵品を中心に、国内外から借用した作品約150点で構成。 気ままにアートめぐりー印象派、エコール・ド・パリと20世紀美術 (2012.10.26 - 12.24) 印象派から20世紀に至る西洋美術の展開を中心に、日本近代洋画、そして戦後の抽象絵画を含む当館のコレクション約170点を紹介。 筆あとの魅力ー点・線・面 (2013.1.8 - 3.10) 絵画表現の基本要素である色とかたちに残された「筆あと」に注目し、当館のコレクションから「点」、「線」、「面」の筆あとが特徴的な作品28点を含む170点を紹介。 Paris, パリ、巴里ー日本人が描く 1900–1945 (2013.3.23 - 6.9) 1900年以降、芸術の都パリに憧れて渡仏した日本人洋画家にとってのパリを検証した展覧会。当館と石橋美術館の所蔵品から浅井忠、藤田嗣治、佐伯祐三などがパリで描いた約35点と、他館からの約5点の関連作品を加えて構成。 色を見る、色を楽しむ。ールドンの『夢想』、マティスの『ジャズ』… (2013.6.22 - 9.18) 色をキーワードにコレクションを紹介。マティスの挿絵本『ジャズ』の版画20点と、近年新たに収蔵したルドンのリトグラフ集『夢想(わが友アルマン・クラヴォーの想い出に)』と猪熊弦一郎の水彩画も展示。 カイユボット展ー都市の印象派 (2013.10.10 - 12.29) 印象派を代表する画家でありながら、日本では全貌を紹介されたことのない、ギュスターヴ・カイユボットの作品約60点を紹介する日本初の回顧展。 カイユボット展ー都市の印象派 (2013.10.10 - 12.29) 印象派を代表する画家でありながら、日本では全貌を紹介されたことのない、ギュスターヴ・カイユボットの作品約60点を紹介する日本初の回顧展。 画家の目、彫刻家の手 (2014.1.18 - 4.13) 絵画と彫刻を合わせて展示することで作品の特徴を際立たせることを狙いとした展覧会。コレクションから合計約160点を紹介。 描かれたチャイナドレスー藤島武二から梅原龍三郎まで (2014.04.26 - 7.21) 1910年代から40年代にかけて日本人洋画家が描いた中国服の女性像30点と、同時代のチャイナドレス6点を展示。東西文化の融合やオリエンタリズムの側面から、成熟していく日本洋画の展開を紹介。 絵画の時間ー24のエピソード (2014.8.2 - 9.23) 絵画作品に見え隠れする「時間」に注目してコレクションを紹介した企画。古代美術から印象派を中心とした西洋の近・現代美術、日本近代洋画まで約160点を24のエピソードとともに展示。 ウィレム・デ・クーニング展 (2014.10.8 - 2015.1.12)© 2023 The Willem de Kooning Foundation, New York/ARS, New York/JASPAR, Tokyo C4477 ジョン・アンド・キミコ・パワーズ・コレクションの1960年代の女性像を中心に、日本国内の美術館が所蔵する作品を加えた油彩・水彩・素描・彫刻、35点で構成。 ベスト・オブ・ザ・ベスト (2015.1.31 - 5.17)© 2023 - Succession Pablo Picasso - BCF(JAPAN) 1952年の開館以来多くの方々に親しまれてきた収蔵品の中から、代表的な約160点を、63年の歴史を振り返りながら紹介。本展をもって新美術館建設に向けて長期休館にはいる。 ベスト・オブ・ザ・ベスト (2015.1.31 - 5.17) 1952年の開館以来多くの方々に親しまれてきた収蔵品の中から、代表的な約160点を、63年の歴史を振り返りながら紹介。本展をもって新美術館建設に向けて長期休館にはいる。