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ファミリープログラム「アートを語ろう!オノマトペ♪」(全2回)
2024.06.19
6月1日(土)と8日(土)にファミリープログラム「アートを語ろう!オノマトペ♪」を開催しました。
2回あわせて小学生を含むご家族6組13人(子ども6人、大人7人)の皆さんにご参加いただきました。
プログラムの前半は、古賀春江《素朴な月夜》の図版や「まなざしを語ろう!オノマトペ♪」と題したワークシートをもとに、家族で協力して作品の気配をオノマトペに変換し、3点の絵や彫刻の前でギャラリートークを行いました。
後半は、6階へ移動し「ブランクーシー本質を象る」展の中から一人ひとりが気になったものをスケッチ!完成したスケッチを見せ合いながら、それぞれが思い描いたオノマトペも発表していただきました。このレポートでは、最も多くスケッチされたブランクーシ《洗練された若い女性(ナンシー・キュナールの肖像)》(ブランクーシ・エステート蔵)についてのコメントをご紹介します。
◎小学校1年生:イルカみたいな形をしてて、最後の坂みたいになっているところがリボンの結び目みたいになってて、ぷくっとなっているところはお腹みたいできらきら。
◎小学校2年生:ぎらぎら。マザー・テレサみたいで素敵だった。
◎小学校4年生:目とか顔がしっかり描いてあるという感じじゃないけど、なんとなくぼーっとしている感じ。キラキラ/ぼんやり/見方を変えると色々なものに見える/ひげの形みたい/ふんわりしているスカートをはいている?/バナナ?/正解は、せんれんされた若い女性。
ご紹介できたのは、ほんの一部ですが、絵や彫刻を前に一人ひとりの目に映ったさまざまな情景を語り合うひとときとなりました。
参加してくださった皆さまありがとうございました!またぜひ、アーティゾン美術館へ遊びにいらしてください。
(教育普及部学芸員 細矢 芳)