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「パリ・オペラ座―響き合う芸術の殿堂」土曜講座 第3回
2022.11.22
11月12日(土)に、開催中のパリ・オペラ座展監修者であり、東京大学大学院教授の三浦篤先生を講師にお迎えし、土曜講座を開催しました。
三浦先生は「パリ・オペラ座をめぐる芸術の交流―美術史の視点から」というタイトルで、パリ・オペラ座の美術の殿堂としての側面を、多彩なスライドとともにお話しくださいました。本講座にも登場した、いずれも当館所蔵のエドゥアール・マネ《オペラ座の仮装舞踏会》ならびにエドガー・ドガによる踊り子をモチーフとした絵画/彫刻作品は、それぞれ重要な関連作品とあわせて、本展でご覧いただくことができます。パリ・オペラ座がその歴史の中で、美術とも深く関係していたこと、また同時に、音楽、舞台芸術、美術などの諸芸術が相互に交流し現在まで続いてきていることへの理解が深まるお話でした。
年明けの1月7日(土)には、本展の第4回土曜講座として、三浦先生の司会による開催記念シンポジウムを開催します。今月末より申込受付開始予定ですので、本展鑑賞とあわせてぜひご参加ください![ATZ学芸員Y.E]