プレオープンプログラム ホームカミングデー「ファミリープログラムの想い出とともに」

2019年9月の最後の日曜日、ホームカミングデー「ファミリープログラムの想い出とともに」を開催しました。 ファミリープログラムは、2001年8月から2015年3月まで、小学生を含むご家族を対象として旧ブリヂストン美術館の展示室で開催されたプログラムです。日曜日の約2時間、親子でクイズやゲームをしながら、開催中の展覧会をじっくり楽しんでいただくものでした。

この日は、ホームカミングデーと題し、当時のプログラムに参加された方で、ぐっと大きくなった子ども（若者）たちとそのご家族の皆さまをお迎えして、ブリヂストン美術館を懐かしみつつ新しいアーティゾン美術館の施設をご紹介しました。参加者は、午前27組71人、午後28組72人。

時を経て、「子どもたちは大きくなって部活が忙しく、夫は付き合ってくれません」とお一人で来てくださったお母さま、「母との外出は久しぶり」と照れくさそうに話してくれた男子中学生、「結婚して実家を離れているので、今日は美術館の前で待ち合わせをして参加しました」というご家族、「中学生頃から、いろいろ忙しく美術館にはあまり行かれなくなり、今日はとても久しぶりです」という高校生･･･等々。

終了後のアンケートでは、「広くて迷子になりそうだけど、それもまた良し」「スマホの音声ガイドが楽しみ」「壁がカラフルなイメージがあったけど、白も素敵でした」「チームラボの画面（デジタル・コレクション・ウォール）で、この作品一緒に見たね！と懐かしい話をしました」「私は、今日初めて何もない美術館を見ました。何もない場所なのに、色々な工夫が施されていてとてもおもしろかったです」「オープニングが楽しみ」･･･等々。アーティゾン美術館へのたくさんの期待と感想、そして想い出のコメントを寄せていただきました。

まもなく始まるアーティゾン美術館が、以前にも増して多くの皆さまに親しまれ、素敵な記憶がたくさん宿る場所になりますように！ 美術館スタッフも、期待に胸を膨らませるひとときになりました。

本プログラム（午後の部）を12月半ばに刊行予定の『ミュージアムキッズ』No.10で取材してくださいました。ぜひ、ご覧ください。 https://www.kodomohikari.com/mkids/