アンドレ・ドラン《ヴァイオリンを弾くヴラマンクの肖像》1905年
アンドレ・ドラン《ヴァイオリンを弾くヴラマンクの肖像》1905年
ポール・セザンヌ《帽子をかぶった自画像》1890–94年頃
ポール・セザンヌ《帽子をかぶった自画像》1890-94年頃
長谷川路可《「アルドブランディーニ家の婚礼図」の模写》1955-56年(部分)
長谷川路可《「アルドブランディーニ家の婚礼図」の模写》1955–56年
ギュスターヴ・モロー《化粧》1885–90年頃
ギュスターヴ・モロー《化粧》1885–90年頃
エヴァ・ゴンザレス《眠り》1877-78年頃
エヴァ・ゴンザレス《眠り》1877–78年頃
LOOKING HUMAN THE FIGURE PAINTING ひとを描く
2024.11.2 SAT - 2025.2.9 SUN
ピエール=オーギュスト・ルノワール《すわるジョルジェット・シャルパンティエ嬢》1876年
ピエール=オーギュスト・ルノワール《すわるジョルジェット・シャルパンティエ嬢》1876年

古代ローマの大プリニウスの『博物誌』には、コリントの陶器商の娘が旅立つ恋人の姿を残しておくために壁に影をかたどったというギリシア人の説話が書かれています。この物語は、18世紀後半から19世紀初めには、絵画の起源として引き合いに出されました。そして実際、ヨーロッパの美術の歴史を見てみると、「ひとを描く」ことは作品制作の重要な要素のひとつでした。たとえばエドゥアール・マネやポール・セザンヌの自画像は、自らの技量を示すことのできる題材であると同時に、さまざまな新しい表現の実験の場でもありました。ピエール=オーギュスト・ルノワールの手がけた肖像画は、画家にとって重要な生活の糧となっていました。また、物語に登場する人物を描いた作品もあります。
この展覧会では石橋財団コレクションから、古代ギリシア陶器と近代ヨーロッパの絵画作品などの合計85点で、人物表現の豊かさをご紹介します。

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アンリ・マティス《パティチャ》1947年
アンリ・マティス《パティチャ》1947年
エヴァ・ゴンザレス《眠り》1877–78年頃
エヴァ・ゴンザレス《眠り》1877–78年頃

同時開催

作品は全て石橋財団アーティゾン美術館蔵

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