日本抽象画の先駆者 坂田一男遺作展覧会

1957年4月16日[火] - 4月24日[水]

概要

前年物故した坂田一男(1889-1956)は、滞仏中(1921-33年)にレジェのもとでキュビスムを消化、独得の簡潔清楚な抽象様式を身につけた先駆的な画家であったが、帰国後日本の画壇になじまず孤高を尊んだことや、水害で自作の多くを失ったことが響き、世間的な認知が遅れていた。この遺作展は少数の識者の熱意によって実現したもので、初期から晩年までの油彩40点のほか、デッサン2点、エスキース15点を展示。開催を記念して《エスキース》が寄贈された。

*会場:講堂

開催概要

展覧会名

日本抽象画の先駆者 坂田一男遺作展覧会

会期

1957年4月16日[火] - 4月24日[水]

主催

ブリヂストン美術館

会場

ブリヂストン美術館
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