新収蔵作品特別展示:パウル・クレー

2020年4月18日(土) ~ 6月21日(日)

アーティゾン美術館は 2019 年に、20 世紀前半を代表するスイス出身画家パウル・クレー(1879-1940)の 24 点の作品をまとめて収蔵しました。 このコレクションは、著名な日本人コレクターが所蔵していたものです。 これら 24 点はクレーが分離派展や青騎士グループへの参加を通じて頭角を現わし始めた 1910 年代に 始まり、造形教育学校バウハウスで教鞭を執っていた 1920 年代を経て、晩年にあたる 1930 年代まで、その 画業の大半を網羅した、規模、質ともに国際的にも有数といえるクレー・コレクションです。 クレーの本領である、多様な技法と素材を駆使した絶えさる造形的実験の軌跡を明らかに示しており、この希有な創造性をそ なえた画家とその芸術のさらなる理解を促す、貴重な作品群であるといえます。 本企画では、これら新収蔵の 24 点に、既収蔵のクレー作品《島》(1932 年)を加えた計 25 点を一堂に展示し、 クレー芸術のエッセンスと魅力をお楽しみいたただきます。

パウル・クレー 略歴

  • painting
    パウル・クレー肖像写真
    Paul Klee ‒ portrait
    Lebrecht Authors / Bridgeman Images/ DNPartcom

    1879 年 12 月 18 日、ドイツ人の音楽教師の父とスイス人 のオぺラ歌手であった母との間に、スイスの首都ベルン近郊 の町ミュンヘンブーフセゼーに生まれる。1900 年にミュンヘ ン美術アカデミーに入学し、フランツ・フォン・シュトゥッ クの教室に学ぶ。ミュンヘンを拠点に、分離派展や芸術家グ ループ「青騎士」の活動に参加し、ヴァシリー・カンディンス キーやフランツ・マルクらと交流する。第一次大戦後は、ヴァ イマールの国立造形教育学校バウハウスに招聘され、1921 年に正式な教授に就任。造形理論の研究、講義、著述を行ない ながら、自らの芸術の革新に努めた。1931 年にバウハウス の教職を辞した後は、デュッセルドルフ美術アカデミーの教 授に就くも、ナチ党が独裁色を強める中、1933 年にドイツ を離れてベルンに移住。1935 年以降は皮膚硬化症と闘いながら、スイス南部の町ロカルノ = ムラルトの療養所で没する 1940 年まで、旺盛な創作を続けた。

開催概要

  • 展覧会名 : 新収蔵作品特別展示:パウル・クレー

    主 催 : 公益財団法人石橋財団アーティゾン美術館

    会 場 : アーティゾン美術館 4 階展示室 コレクション選 特集コーナー展示

    会 期 : 2020年4月18日[土] - 6月21日[日]

    開館時間 : 10:00 - 18:00(毎週金曜日は 20:00 まで) *入館は閉館の 30 分前まで

    休 館 日 : 月曜日(5月4日は開館)

    同時開催
    ジャム・セッション 石橋財団コレクション × 鴻池朋子 鴻池朋子 ちゅうがえり(6 階展示室)
    第 58 回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館展示帰国展 「Cosmo-Eggs | 宇宙の卵」(5 階展示室)

入館料 (税込) *同時開催の他の二つの展覧会もご覧いただけます。

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*ウェブ予約チケット:各入館時間枠の終了 10 分前まで販売
*当日チケット:ウェブ予約チケットが完売していない場合のみ販売