以下のプログラムは終了しました。 終了 ARCレクチャー 浅井忠とグレー=シュル=ロワン 浅井忠(1856-1907)は、1900年のパリ万博を機に44歳ではじめてフランスへ渡りました。2年間の留学中、パリ郊外の村グレー=シュル=ロワンを頻繁に訪れ、穏やかな光に包まれた美しい風景画を数多く制作しました。グレーはフォンテーヌブローの森近くにある川沿いの小村で、いまも古い橋や城館、教会といった建築物が残る歴史的な土地です。浅井のほかに黒田清輝や和田英作、スウェーデン人画家カール・ラーションなど、一時期多くの画家が集い芸術家村を形成していました。《グレーの洗濯場》は、浅井が1901年の秋にグレーで描いた滞欧期の代表作です。浅井のグレー時代について、当館の所蔵品を中心にご紹介いたします。 詳細のダウンロード(PDF:1.1MB) 日時 :2018年11月17日(土)14:00 − 15:30 会場 :石橋財団アートリサーチセンター(町田市:参加受付後、地図をお送りいたします) 講師 :田所 夏子(ブリヂストン美術館 学芸員) 対象 :高校生以上 定員 :40人 参加費 :無料 終了 ARCワークショップ ライブラリー協働プログラム「羊皮紙」って何だろう - 知って触って使ってみよう - 古代に生まれ、中世に栄えた「紙」、羊皮紙。動物の皮から作られたこの素材で、聖書などの書物や、芸術作品が作られてきました。現代でも、さまざまな芸術家が羊皮紙を活用しています。講師が世界中から集めた羊皮紙写本に手で触れてみると同時に、技法体験を通じて羊皮紙の特徴とじっくり向き合ってみましょう。ブリヂストン美術館が所蔵する羊皮紙作品のパウル・クレー《ホフマン風物語の情景》、梅原龍三郎《ノートルダム》もご紹介します。羊皮紙への羽ペン筆写、金箔貼り、印刷体験など、盛りだくさんのプログラムです。 詳細のダウンロード(PDF:1.9MB) 日時 :2018年10月27日(土)13:30 - 16:30 会場 :石橋財団アートリサーチセンター(町田市:参加受付後、地図をお送りいたします) 講師 :八木 健治 氏(羊皮紙工房 主宰) 対象 :中学生以上 定員 :15名 参加費 :無料 終了 ARCレクチャー ピエール・ボナール ー眼が描く絵画 ピエール・ボナール(1867-1947)は、日常的なモティーフや光景を、ユニークな構図と巧みな色使いで描き出すスタイルで知られるフランス人画家です。ブリヂストン美術館では現在、5点のボナール作品を収蔵していますが、うち4点は1952年の開館記念展に出品されるなど、フランス近現代美術を代表する画家のひとりとして早くより紹介してきました。ボナールの描く画面は一見、平穏な生活の一コマを映し出しているようで、見る者の眼をやすやすとは落ち着かせない工夫が複雑に凝らされています。《ヴェルノン付近の風景》を中心にその工夫を明らかにすることで、ボナールの不思議な魅力に迫ります。 詳細のダウンロード(PDF:741KB) 日時 :2018年9月22日(土)14:00 – 15:30 会場 :石橋財団アートリサーチセンター(町田市:参加受付後、地図をお送りいたします) 講師 :島本 英明(ブリヂストン美術館 学芸員) 対象 :高校生以上 定員 :40人 参加費 :無料 終了ライブラリーセミナー 西洋美術史分野の文献探索 石橋財団アートリサーチセンターライブラリーは、研究者を対象とした専門図書室として、2017年4月に開室しました。このたび大学生・大学院生を対象に、当ライブラリーが所蔵する図書資料やデータベースを用いて、西洋美術史分野の参考図書や、文献の探し方をご案内します。 これから美術史を学ぶ予定の方や、美術史専攻で改めて調査ツールを整理したい方は、ぜひこの機会をご利用ください。簡単な文献探索演習や、普段は入ることのできないライブラリー書庫内の見学会も行います。 詳細のダウンロード(PDF:283KB) 日時 :第1回 2018年9月8日(土)13:45 – 17:00第2回 2018年9月9日(日)13:45 – 17:00 内容 :文献探索講座、演習、書庫見学 会場 :石橋財団アートリサーチセンター(町田市:参加受付後、地図をお送りいたします) 講師 :黒澤美子(ブリヂストン美術館 司書) 対象 :大学生ならびに大学院前期課程1年生西洋美術史、または関連分野を専攻する学生、または専攻予定の学生。 ※西洋以外の美術史専攻、美術関連分野以外の専攻でも応募可能。ただし、当日扱う資料は西洋美術史分野の文献のため、応募者多数の場合は西洋美術史専攻者を優先させます。※大学院前期課程2年生ならびに後期課程の学生も応募可能。ただし紹介する文献や演習の内容は基礎的なものとなります。※語学面での応募条件はありませんが、当日は英語またはその他の西欧言語で書かれた文献の紹介や探索演習を行います。目安として、本や論文のタイトルを辞書を用いて理解できる程度であれば参加に差し支えありません。 定員 :各回5人 参加費 :無料 終了 ARCワークショップ モザイクを楽しもう − □(しかく)を並べて − モザイクの起源は紀元前にさかのぼります。古代ローマでは、室内の床や壁にモザイクが施されていました。モザイクが人々の生活を豊かに彩っていたのでしょう。 ブリヂストン美術館には、1世紀ローマのモザイク断片が収蔵されています。45㎝四方の作品ですが、2000年前の人々の生活が想い起こされます。古代から今に続くモザイクという技法。私たちも陶磁器タイルを並べて、モザイクを作ってみましょう。 詳細のダウンロード(PDF:1.9MB) 日時 :2018年8月25日(土)13:30 – 15:30 会場 :石橋財団アートリサーチセンター(町田市:参加受付後、地図をお送りいたします) 講師 :関 恵子氏(元 桐朋学園小学校図工科教諭) 対象 :小学生とその保護者(大人1人+小学生)※小学生だけでの参加はできません。保護者の方と2名以上でお申込みください。 定員 :10組程度 参加費 :無料 終了 ARCレクチャー 美のパトロンたち − 細川護立、福島繁太郎、石橋正二郎 このたび取り上げる3人のコレクターは、20世紀日本のアートシーンを語る上で欠かすことのできない美術コレクターです。類い希な審美眼をもち、それぞれの個性的な方法で情熱を美術や文化に注ぎ込みました。石橋正二郎はその個人コレクションを公開するため、1952年にブリヂストン美術館を設立しましたが、そのコレクションのなかには細川護立旧蔵品、福島繁太郎旧蔵品も大きな位置を占めています。いまも私たちが感じることのできる3人の熱い思いを、作品をとおしてご紹介いたします。 詳細のダウンロード(PDF:715KB) 日時 :2018年7月21日(土) 14:00 – 15:30 会場 :石橋財団アートリサーチセンター(町田市:参加受付後、地図をお送りいたします) 講師 :貝塚 健(ブリヂストン美術館 教育普及部長) 対象 :高校生以上 定員 :40人 参加費 :無料 開催レポートはこちら 終了 ARCワークショップ スマホでママ・パパをきれいに撮る方法―家族写真教室― 生活に身近なスマホを使って、素敵な家族写真の撮り方を学んでみませんか? 絵画に描かれた魅力的な人物像も参考に、光の使い方やポージング、撮影のコミュニケーションなどを考えてみます。講師は、広告や出版物のフォトグラファーとして長年にわたり活躍されている黒川 隆広 氏。この機会に、親子でともに被写体となり、自分たちらしい素敵なママ・パパの写真や子どもの写真を追求してみましょう。 ※家族で1台、スマホをご持参ください。(デジカメ可) 詳細のダウンロード(PDF:1.9MB) 日時 :2018年6月16日(土)13:30 – 16:00 会場 :石橋財団アートリサーチセンター(町田市:参加受付後、地図をお送りいたします) 講師 :黒川 隆広 氏(フォトグラファー、株式会社アマナ) 対象 :小学生を含む家族※小学生だけでの参加はできません。保護者の方と2名以上でお申込みください。 定員 :10組 参加費 :無料 終了 ARCレクチャー 創作ノートでたどる古賀春江 古賀春江(1895-1933)は、大正、昭和期に活躍した洋画家です。古賀の没後、妻好江は友人たちの助けを借りながら、画集編纂や遺作展の準備、遺作の寄贈など、亡き夫の作品を世に残すために尽力しました。そして、戦争の影が忍びよるなか郷里へ戻るにあたり、大切な作品や資料を東京の知人に預けました。そのときの資料の一部が、縁あって現在ブリヂストン美術館に収められています。創作過程が垣間見えるスケッチや、当時の古賀が関心を寄せていたこと、交友関係のわかる住所録など、それらの資料には、完成作からはうかがうことのできない古賀の息づかいが感じられます。これまで当館でご紹介する機会の少なかったそれらの資料を交えつつ、古賀の画業をたどりたいと思います。 詳細のダウンロード(PDF:925KB) 日時 :2018年5月19日(土) 14:00 – 15:30 会場 :石橋財団アートリサーチセンター(町田市:参加受付後、地図をお送りいたします) 講師 :伊藤 絵里子(ブリヂストン美術館 学芸員) 対象 :高校生以上 定員 :40人 参加費 :無料 終了 ARCワークショップ 心の器、あなたの彫刻 彫刻を眼の前にしたとき、体内に起こる反応を意識することから彫刻を探ってみるワークショップです。強く心惹かれる彫刻作品に出会った時、あなたはどんな感覚を持つのでしょうか?「見た彫刻がそのまま我が身の中へと入り込んでくる」そんな感覚を味わったことはありますか?日本語には、「心に穴があく」「頭を空っぽにして」「腹を割って話す」「胸のうちをさらす」「器の大きい人」など体内の空間を意識した表現があります。それらの言葉を使うときの感覚を助けとして、「彫刻が入ってくる」想像上の空間を粘土と石膏を使って制作します。講師は、ブロンズ彫刻の作家として、また鋳造の専門家として、日々、彫刻制作の現場に身をおく伊藤一洋氏。彫刻作品への理解や親しみを、じっくりと手を動かしながら味わってみませんか? 詳細のダウンロード(PDF:1.4MB) 日時 :2018年4月14日(土) 10:30 – 15:00 会場 :石橋財団アートリサーチセンター(町田市:参加受付後、地図をお送りいたします) 講師 :伊藤 一洋 氏(彫刻家、山岸鋳金工房スタッフ) 対象 :中学生以上 定員 :15人 参加費 :無料 終了 ARCワークショップ つくる ファミリープログラム マティス編 アンリ・マティスの切り紙絵って、どんな作品?画家の制作方法にふれながら、色紙を作ることからはじめます。ぬって・切って・はって、家族で切り紙絵を楽しみませんか。 詳細のダウンロード(PDF:2.3MB) 日時 :2018年2月24日(土) 13:30 – 16:00 会場 :石橋財団アートリサーチセンター(町田市:参加受付後、地図をお送りいたします) 講師 :藤田 百合 氏(女子美術大学講師、エデュケーター) 対象 :小学生を含む家族(小学生だけでの参加はできません) 定員 :10組 参加費 :無料