沿革
1952年
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1月8日、ブリヂストン美術館開館。株式会社ブリヂストンの創業者・石橋正二郎(1889-1976)が、新築のブリヂストンビル2階に美術館を開設し、自身のコレクションを公開。2月から土曜講座が始まる。ブリヂストン美術館の竣工式。前列中央が万歳をする石橋正二郎ブリヂストン美術館開館の日(1952年1月8日)土曜講座で講演する武者小路実篤(1952年9月)
1956年
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財団法人石橋財団が設立され、ブリヂストン美術館はその運営下に入る。
福岡県久留米市に石橋美術館が開館。
1957年
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「世界現代芸術展」を開催。「熱い抽象」と呼ばれるアンフォルメル運動を紹介。
1959年
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全面改修により、延べ床面積が8割増加し2,413平方メートルになる。
1961年
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石橋正二郎より石橋コレクションの大半を受贈。
1962年
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パリ国立近代美術館にて「石橋コレクション展」が開催される。パリ国立近代美術館で開かれた開会式。(1962年5月)右から3人目が同館副館長ベルナール・ドリヴァル、5人目が石橋正二郎
1972年
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ブリヂストン美術館開館20周年記念「青木繁」展を開催。
1976年
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ブリヂストン美術館の創設者、石橋正二郎が死去。
1980年
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ピカソ《腕を組んですわるサルタンバンク》を購入。
1987年
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ルノワール《すわるジョルジェット・シャルパンティエ嬢》を購入。
1989年
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「ギュスターヴ・クールベ展」を開催。画家の全貌を初めて日本で紹介した。
1994年
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「モネ展」を開催。《睡蓮》などの連作を展示。
1996年
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入館者数500万人突破。
1999年
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大規模な内装リニューアルを実施、延べ床面積は2,924平方メートルになる。
2001年
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「ルノワール展」を開催。過去最高の33万人余の入場者を集めた。
2002年
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ブリヂストン美術館開館50周年記念「コレクター石橋正二郎」展、「藤島武二」展を開催。
2004年
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土曜講座2000回を突破。
2005年
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石橋財団創設50周年を記念し、ポロック《Number 2, 1951》を購入。
2006年
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石橋財団創設50周年記念「雪舟からポロックまで」展、「坂本繁二郎」展を開催。
2011年
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カイユボット《ピアノを弾く若い男》を購入。
「アンフォルメルとは何か?」展、「没後100年 青木繁展」を開催。
2012年
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石橋財団、公益財団法人に移行。
ブリヂストン美術館開館60周年記念「パリへ渡った『石橋コレクション』1962年、春」展、「ドビュッシー−音楽と美術」展、「あなたに見せたい絵があります。」展を開催。
2013年
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「カイユボット展」を開催。知られざる印象派画家の初期から晩年を日本で初めて紹介
2015年
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「ベスト・オブ・ザ・ベスト」展を開催。
ビルの建て替えに伴う新築工事のため、2015年5月18日より長期休館。
新美術館建設へ。
新築工事のためブリヂストン美術館長期休館
2016年
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石橋美術館の運営を久留米市に返還し、久留米市美術館に改名
2017年
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オランジュリー美術館、パリにて「ブリヂストン美術館の名品-石橋財団コレクション」展開催 入場者 約42万人
2018年
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2019年7月のブリヂストン美術館館名変更 (アーティゾン美術館へ)と、2020年1月の 新美術館開館について発表
2019年
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7月1日、ミュージアムタワー京橋竣工
2020年
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1月18日、アーティゾン美術館開館