拡大《色絵菊流水文皿》

日本 有田

《色絵菊流水文皿》

江戸時代 1660-1670  磁器

弧をえがくように配された菊と、その内側にくるりと葉を伸ばす麦、右から流れ込む流水でなす文様がユニークで、皿の形状と呼応してリズミカルな雰囲気が漂っています。白地と色鮮やかな上絵を得意とする柿右衛門様式は、江戸時代初めの頃に成立しました。これは、その初期段階の作品で、完成度の高いものとして注目されます。

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《色絵菊流水文皿》